戸隠神社でもらえる「五社参拝記念しおり」とは?

意外と知られていないのですが、戸隠神社では五社を参拝すると「五社参拝記念しおり」をいただくことができます。
このしおりは非売品となっていますので、御守などのように購入することはできません。

「五社参拝記念しおり」は戸隠神社の公式サイトでも詳しく説明されていないこともあって、どのようにすればもらえるのか?そのもらい方、などについて関心のある方も多いと思いますのでご紹介しておきます。

公式サイトでの紹介

戸隠神社の公式サイトでは、次のように説明されています。

戸隠神社「五社参拝記念しおり」の画像

お知らせ「五社御朱印巡りの記念しおりについて」

2018年9月15日

3連休の初日、あいにくお天気で時折雨も強くなり御参拝の方は少なめでした。
9月に入りいよいよ新そばの季節です。五社巡りにも気持ちの良い季節で、夏場と違い汗をかくことも少なく五社をお回りいただけます。
本日は雨でしたが気温は24度前後。

戸隠神社五社を参拝され、御朱印をお受けになった方に「五社参拝記念しおり」をお渡ししています。
9月はおすすめの季節です。爽やかな戸隠で是非五社を御参拝ください。

実際のもらい方

まず五社の全てを参拝する必要があります。そして、参拝の証となるものが、御朱印です。

つまり、五社参拝記念しおりをもらうためには、五社の御朱印を集める必要があります。御朱印を五社分受けると、最後の御朱印を受けた際に自動的に五社参拝記念しおりが渡されます。

特に明示はされていないのですが、次の点はポイントになると思いますのでチェックをしてください。

ここに注意!

  1. 専用の御朱印帳を準備しましょう
  2. 五社分を連続してお受けしましょう

戸隠神社では、朱印帳に御朱印をお受けするのが基本ですが、半紙でもらうこともできるようになっています。しかし、あくまで半紙でお受けするのは「御朱印帳を忘れた場合」が想定されており、基本的には御朱印帳でお受けするのがマナーです。

半紙の御朱印は、本人が参拝後に受けたものかどうかが分かりませんので、五社の御朱印を全て半紙で受けた場合には、五社参拝記念しおりをいただけない可能性があります。

戸隠神社では、神社用と寺院用で御朱印帳を分けることを推奨していますし、最近はどの神社仏閣でも半紙に書かれた御朱印は「転売」などがなされる可能性を考慮して、御朱印帳にて受けることを推奨しています。戸隠神社でも、御朱印帳で受ける場合には300円ですが、半紙の場合には400円と料金にも差をつけているのは、朱印帳を推奨していることの表れともいえます。

朱印帳は、持参してももちろん大丈夫ですし、戸隠神社でも購入することができます。

戸隠神社の御朱印帳はいくつか種類があるのですが、安いものであれば1,000円で買い求めることができます。

私は、2018年より頒布が開始された「天井絵」バージョンを購入しました。中社拝殿の龍の天井絵をモチーフにしたもので、こちらの御朱印帳は2,200円となっています。

戸隠神社の天井絵御朱印帳の画像

五社の御朱印は、1冊に収まるようにした方が良いと思いますので、持参する場合には五社分が書ききれる紙が残っているかどうかを確認してください。

1日で五社すべてを参拝しなければいけないという決まりはありませんので、2日間に渡ったり、連続日ではなく飛び飛びになったりしたとしても特に問題はありません。

ただし、同一人物が五社をしっかりと参拝し、御朱印を受けたという事実を示しやすいのは、「1つの御朱印帳に五社の御朱印が連続して書かれている」という状況が最も理想だといえます。そのためには、戸隠神社の御朱印専用の朱印帳を準備すれば間違いありません。

戸隠神社五社の御朱印全ての画像

元号が令和になった令和元年5月1日に五社すべてを巡り、御朱印を受けてきました。

最後の御朱印を受けた際、朱印帳をもらうのと同時に自動的にしおりをいただくことができるのですが、御朱印を書いている時に現在何社目かということを確認しているのだと考えられます。

ですから、同一の朱印帳に連続して五社分の御朱印をいただくことで、スムーズに五社参拝記念しおりをいただくことができるわけです。

もし、1つの朱印帳に五社の御朱印が書かれているのにそれが飛び飛びなどの理由でしおりがいただけなかった場合には、その場で申告をしましょう。しおりをもらっても朱印帳に何らかの印がなされることはありませんので、後で申告しても「既に渡してある」と告げられたとしても文句は言えなくなってしまいます。

実際の五社参拝記念しおり

実際にいただいた戸隠神社の五社参拝記念しおりがこちらです。

戸隠神社の五社参拝記念しおり表面

戸隠神社の五社参拝記念しおり裏面

非売品とのことですが、非常に豪華なしおりとなっており、朱印帳に使うのが最適なのかと思っています。

現時点で配布期限や配布数の制限などは設けられてはいないようですが、一時期在庫がなくなったようで配布を中止していたことがありました(下にその際の公式サイトメッセージを掲載します)。

【過去の案内】公式サイトより

五社参拝記念しおりの配布中止について

お知らせ「五社参拝記念しおりの再授与が始まりました。」

2018年4月20日

昨年、五社をお参りされ五社の朱印をお受けになった方に差し上げていた『五社記念しおり』ですが、予想をはるかに上回る大勢の皆様にお受けいただき、奉製が間に合わず、授与を停止していました。

奥社の開山に合わせ、本日(4月20日)より再授与が始まりました。

今後も限定グッズ化(プレミアム化)する可能性も十分にありますので、希望される方は早めに頂戴しておくことをおすすめいたします。

非売品とのことですが、非常に豪華なしおりとなっており、朱印帳に使うのが最適なのかと思っています。

五社での御朱印の受け方はこちらに全てまとめてありますので参考にしてください。

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