火之御子社(ひのみこしゃ)【戸隠神社】の参拝情報

戸隠神社にある火之御子社について、由緒や駐車場・御朱印など参拝に役立つ情報を紹介していきます。

火之御子社について(由緒)

戸隠神社の火之御子社(ひのみこしゃ)神殿の画像

火之御子社は火之御子神社とも言われています。

神仏習合の時代にあっても火之御子社は「神社」として終始してきました。場所は宝光社と中社の間の坂の途中に位置しています。

火之御子社の由緒が書かれた案内版

火之御子社(ひのみこしゃ)

御創建:承徳二年(1098)
御祭神:主祭神 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
    配祀 高皇産霊命 栲幡千千姫命 天忍穂耳命

御由緒:社伝によると、「天の岩戸前にて天鈿女命神楽を舞う」とある
戸隠が神仏習合の時代にあっても終始神社としての姿を保ってきた
古来より舞楽芸能の神 火防の神 開運の神 縁結びの神 として尊嵩され、その道を志す人達の信仰が篤い
境内には有名な西行桜がある

火之御子社の祭神は、天岩屋に隠れた天照大御神(あまてらすおおみかみ)を誘い出すために岩戸の前で踊った天鈿女命(あめのうずめのみこと)です。

宝光社の見所(参拝スポット)

本殿

五社からなる戸隠神社のなかでも火之御子社は一番地味な存在であるともいえます。宝光社と中社の中間に位置しているのですが、車で参拝するような場合には通り過ぎてしまう参拝者も少なくありません。

だからというわけではありませんが、境内は落ち着いており、本殿も静かな佇まいで参拝者を迎えてくれます。

火之御子社の鳥居の画像

本殿は石段の上にあります。
石段は鳥居をくぐってのぼっていくことになりますが、そんなにたくさんの石段があるわけではありませんのでお年寄りでも安全に本殿に行くことができます。

火之御子社の本殿の画像

火之御子社の本殿の画像

火之御子社の本殿の画像

本殿は明治17年の再建で、平成17年に修復を終えています。

戸隠神社のなかでもっとも静かな時間の流れを感じることができる本殿です。

夫婦杉(結びの杉)

火之御子社の夫婦杉の画像

火之御子社にある結びの杉の画像

火之御子社の夫婦杉標識画像

火之御子社本殿の左奥に二本杉がそびえています。
夫婦杉とか結びの杉と呼ばれているもので、縁結びの御神徳があるとされています。

西行桜

火之御子社の境内画像

火之御子社の境内には「西行桜」が植えられています。
西行桜は、歌人・西行にちなんだもので、善光寺参拝の後、戸隠にやってきた西行が子供たちと歌で戯れた話があり、それにちなんで西行桜と名付けられたと伝えられているようです。

     

戸隠一帯で桜が咲くのは長野市よりも遅れてのことですが、開花の時期になると西行桜は非常に綺麗に咲いています。

火之御子社の場所

火之御子社は宝光社と中社の間の坂の途中にあります。

火之御子社の地図

宝光社から歩いて向かうこともできるのですが、車の駐車場もあることから車で行くのが一般的だと思います。ところが、火之御子社は注意深く走行しないと見落とす可能性が非常に高いです。

その理由は、宝光社から中社に向かう途中のちょうどカーブ付近に位置しており、また、大きな目印もないということが理由です。宝光社からゆっくりと坂を上っていくと、道路右側に火之御子社の案内板が登場しますので、これが目印となります。また、助手席に人がいる場合には左側を見続けて駐車場や鳥居が見えてきたら運転手に知らせるのも一つです。

火之御子社をめざしていたはずが、気付いたら中社に到着していたという人は意外と多いです。

火之御子社の入口付近の画像

火之御子社の駐車場

火之御子社には無料駐車場が完備されています。

火之御子社の駐車場画像

     

駐車場に関しては詳細に解説しているページがありますので、こちらを参照してください。

火之御子社の駐車場情報(無料あり)

火之御子社の御朱印

火之御子社では御朱印をいただくことができます。

火之御子社の御朱印画像

     

火之御子社の御朱印はもらい方が少し特殊です。火之御子社の御朱印の上手なもらい方などを別のページで詳細に整理していますので、こちらを参考にしてください。

火之御子社【戸隠神社】の御朱印情報!もらい方や料金を徹底紹介

     

 

 

 

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